物価高を巡る経済政策で、加藤勝信財務相は今後「蚊帳の外」(財務省幹部)に置かれるかもしれない。7月20日投開票の参院選では自民、公明両党が苦戦し、現在政府が掲げる経済政策は勢いづく野党各党の要求を受けて、大幅に変更を余儀なくされる可能性が高まっているためだ。 今夏の中央省庁人事で財務省の主要幹部が留任したのも、選挙後に想定される政権枠組みに柔軟に対応するための措置といわれる一方、従来調整能力に疑