インフレが止まらない中、実質賃金は下がり続けている。厚生労働省が発表した2024年度の「毎月勤労統計調査」(確報、従業員5人以上)によると、物価変動を考慮した1人あたりの実質賃金の月平均は前年度比0.5%減で、3年連続で減少した。 その一方で、景気が良いのが新卒の初任給額だ。業界トップクラスの大手企業が相次いで初任給額を引き上げ、大卒初任給が30万円を超えることは珍しくなくなってきた。一部には、新卒と現役社員