NHK連続テレビ小説『あんぱん』は、“アンパンマン”の生みの親であるやなせたかしと、その妻・暢の人生をモチーフにした物語だ。舞台となるのは昭和初期の高知。海風が吹き抜ける港町、未舗装の商店街、温かな土佐弁のやり取り──。そのどれもが、映像越しに確かな手触りと説得力を持って伝わってきた。視聴者にとっても、彼女のまっすぐな姿勢と高知の風景が自然と結びついて記憶に残っているはずだ。 参考:今田美桜