首相官邸人事院は5日、23年度に国家公務員から寄せられた職場の苦情や相談は、前年度比83件増の1822件で過去最多だったと発表した。パワハラやいじめが多く、勤務時間などを巡る相談も目立った。業務の多忙さや人員不足による職場環境の悪化が背景にあるとみている。対象は一般職で自衛官らは含まない。1人が同じ内容の相談を複数回した分を除いた事案数は1355件。内訳は「ハラスメント関係」が472件と最多だった。内訳はパワ