今年の春闘について労働組合の中央組織・連合は3日、定期昇給(定昇)を含む正社員の賃上げ率が平均5.10%だったとする最終集計を発表した。物価高や人手不足を受け、政労使がそろって賃上げを訴える異例の展開となり、1991年以来、33年ぶりに5%台を記録した。今後は、物価の上昇分を差し引いた実質賃金がプラスに転じるかが注目される。【画像】歴史的な5%賃上げは一握り揺らいだ「春闘の機能」、取り戻す道は最終集計は、1