顧客が企業に対して過剰な要求をしたり理不尽なクレームをつけたりして不当な要求を通そうとする「カスタマーハラスメント」(カスハラ)が問題になるなか、全日空(ANA)と日本航空(JAL)は2024年5月28日、共同で対処方針を定めたと発表した。乗客の意見や指摘には「丁寧かつ誠実に対応」するとする一方で、カスハラに該当する行為を「暴言、大声」「脅威を感じさせる言動」の9つのパターンに分類した。カスハラは「従業員の人権