自民党麻生派の河野太郎デジタル相(61)が秋の党総裁選に立候補する意向を固め、周辺に伝えた。複数の関係者が明らかにした。麻生派を率いる麻生副総裁は2021年の前回総裁選以降、岸田首相を支持する立場を維持しており、河野氏の出馬には慎重な考えとされる。河野氏は26日夜、麻生氏と東京都内で会食しており、出馬の意欲を伝え、理解を求めたとみられる。河野氏は同派の動向などの政治情勢を見極め、最終判断する