(CNN)太平洋に面した米北西部は破壊的な地震津波の発生が避けられず、未曽有の被害を想定した備えが求められると専門家が指摘している。米オレゴン大学の地震学者ディエゴ・メルガー氏は「30〜40年前まで、太平洋岸北西部で大地震発生の可能性があることを、我々は知りさえしなかった」と解説する。しかし今では「カスケード沈み込み帯」と呼ばれる全長約1100キロの断層が、北カリフォルニアの約160キロ沖合から