今年5月、警察庁が独居状態で亡くなった65歳以上の高齢者数を初めて発表した。その数は3か月で1万7034人(2024年1〜3月・暫定値)。年間にすると約6万8千人に上ると推計され、自宅などで誰にも看取られることなく息を引き取る高齢者の多さは衝撃を与えた。【写真】74歳男性の終のすみかは“空虚”な部屋だった「年々、孤独死が増えているというデータも出ています」そう話すのは、遺品整理や特殊清掃(遺体の発見が遅れた部屋