コロナ禍の収束、歴史円安などの影響で、外国人観光客が日本に押し寄せている。そこで表面化しているのが、「オーバーツーリズム」問題だ。なかでも京都では、観光客が多すぎて住民が「市バス」に乗れないという事態が発生しているそう。著書『オーバーツーリズム解決論』(ワニブックス)を発表した、九州大学准教授の田中俊徳氏が、オーバーツーリズムに苦しむ京都の現状を解説する。住民から聞こえてくる「悲痛な声」日本国内