原宿渋谷にできた新しい商業施設の“余白ビジネス”が話題を呼んでいる。高地価の超一等地にもかかわらず、がらんとした空間が広がるフロアが目立つのだ。チェーンストア研究家・ライターの谷頭和希さんが現地に足を運んで、新トレンドを分析した――。■「ハラカド」に出現した「何もない」広場都内では2024年も次々と巨大な商業施設がグランドオープンしているが、集客できる施設がある一方で、集客できない施設もある。その成