五大商社の2024年3月期決算が出揃った。減益が目立つ結果となり、中でも住友商事の純利益は前年比32%減となっている。経営コンサルタントの鈴木貴博さんは「21世紀の商社は投資事業会社になっている。住友商事の決算は投資事業を行う企業としては厳しい結果だったが、今後3年間の戦略には可能性を感じさせる面がある」という――。写真=時事通信フォト大手総合商社の住友商事本社が入るビルの前に掲げられた看板=2024年2月14日