人生につきまとった差別今年、米寿を迎えた西畑保さん。和歌山県の山間で生まれ育った西畑さんは、小学2年生の途中から学校に通っていません。極度の貧しさが原因で、教師とクラスメートからいじめを受けたのです。それ以来、学校には通わず、同級生が中学校に通う年齢になって働きに出ました。そして、その人生につきまとったのは、「読み書きができないこと」でした。誰しもがスマホを持つ現代、私たちは一日のどれくらいの文字