夏ミカンの「原樹」と呼ばれる老木。右下は「大日比ナツミカン原樹の会」の三輪悟会長=2024年4月、山口県長門市夏ミカン発祥の地として知られる山口県。約300年前に長門市の海岸に流れ着いた果実の種が実を付け、全国に広まったという。「原樹」と呼ばれる老木は今なお当時植えられた場所に残るが、腐食が進み危機的状況に。地元住民らが「地域の誇り」と保存活動を続ける中、市も支援を本格化させている。(共同通信=井上大成