住友化学の岩田社長は会社の状況が「危機レベル」にあるとの認識を示した(編集部撮影)「純損失で3000億円を上回る、当社として過去最大、危機レベルの数値となり、この事実を重く受け止めております」住友化学は4月30日、経営戦略説明会を開催。岩田圭一社長は、会社の現状をそう語った。住化は経団連の十倉雅和現会長、3代前の米倉弘昌元会長と財界総理を輩出。その名門がまさに危機に瀕している。この日、2023年度の業績見通し