国会議事堂衆院3補選全敗の岸田文雄首相(自民党総裁)を巡る連休明けからの政局について、「通常国会が閉じるまではなぎ状態」(自民の閣僚経験者)との見方が強まってきた。派閥裏金事件の再発防止に向けた法改正が最優先との“建前”の向こうに「岸田総理が解散権を行使したら下野必至」(同)との本音がのぞく。「政局過熱は閉会後」との観測の下、首相と距離があるとされる菅義偉前首相(衆院神奈川2区)ら「反主流派」(