タワーマンションから高層ビルまで、高所での建設作業をとび職人が支えている。その現場に欠かせない「とび業界」が今、危機に見舞われている。2023年度(4-3月)のとび工事業の倒産(負債1,000万円以上)は135件と過去10年間で最多を記録した。職人不足や物価高を引きずるとび工事業者を調査した。過去10年間のとび工事業の倒産は、2022年度まで毎年80件前後で推移していた。それが2023年度に一変する。2023年度は2022年度