世帯年収が比較的高い家庭では、「まわりも受けるしわが家も」と、あまり深く考えずに子どもを私立中学へ進学させるケースがあるのではないでしょうか。親心として「子どもに良い教育を受けさせたい」と考えるのは当然ですが、自らの老後を考慮した慎重なプランニングが大切です。本稿では、独立系FP事務所yourFPの伊藤寛子氏が、「年収1,000万円」の世帯を例に挙げ、私立中学への進学のお金事情について解説します。進学パターン