博士号などの学位を取得しても、定職につけず、生きづらさを抱えている人たちがいる。そうした「高学歴難民」には、特有の困難がある。犯罪加害者の家族を支援するNPO法人の代表で、『高学歴難民』(講談社現代新書)を書いた阿部恭子さんに聞いた――。(第1回/全3回)写真=iStock.com/Kayoko Hayashi※写真はイメージです - 写真=iStock.com/Kayoko Hayashi■「東大を卒業したけれどフラフラ」は対象外――本書における「高