東京商工リサーチは5日、2023年度上半期(4-9月)「人手不足」関連倒産の分析結果を発表した。倒産件数は82件と前年同期の2.6倍に達し、過去最多を記録。「人件費高騰」または「求人難」による倒産が多く、賃上げが広がる中で資金繰りの悪化した企業が増えている。産業別では、運輸業が前年同期比で6.3倍となり、いわゆる「2024年問題」を前に人手不足が深刻化している状況が浮き彫りとなった。【こちらも】人手不足原因の倒産が