生粋のウインガーとしてのプレーを見せている三笘薫(ブライトン)1990年代から2010年ぐらいにかけて、日本は中盤天国と呼ばれた。トップ下を中心とするMFに優れた人材が集中していた。その時、日本でウイング付きの布陣を採用するチームは珍しかった。たとえばイビチャ・オシムが4−2−3−1を採用した時、その3の両サイドに座ったのはMF系の遠藤保仁と中村俊輔の2人だった。適性から外れた選手を半ば無理矢理、そこに据え