服部文祥さんが2019年に20万円で購入した築100年以上の古民家「百之助」。南東側より会議に追われながら、電車に揺られながら、上司、同僚、部下の愚痴を聞きながら、ふと、このまま会社員生活を続けていていいのだろうか、と思うことはないだろうか。登山家の服部文祥氏は、廃村の古民家で、できる限り、いまの日本社会のシステムから離れ、自給自足生活を送ろうという試みを、数年前から行っている。ほぼ崩れかけた古民家を修理