コロナ禍で設けられたあまたの助成金制度。救われた人もいる一方、史上最大規模の申請を処理し切れず問題も起きている。審査の遅さやミス、バラつきにより、給付を受けられない事業者が出ているのだ。「申請して半年たつのに給付がありません。新しく書類を送るたび、かなり時間がたってから、追加の書類を出せという『不備メール』が届きます。その繰り返しです」こう話すのは、九州で自費のリハビリサービスを提供する理学療法士