アジア最終予選の初戦でオマーンに0-1で敗れた日本に負けず劣らず、中国の初戦となるオーストラリア戦がまずい試合だったことは否定できない。中国は攻撃面では相手のプレッシャーに対して思うようにボールを動かせず、ビルドアップの時点で不用意なミスを連発した。そこから即時奪回することもできず、かと言ってコンパクトなブロックを引くこともなく、オーストラリアの幅広いボール回しに引っ張られて、縦に間延びする時間