東京商工リサーチは27日、コロナ禍の影響で経営破たんした国内事業者数が1週間で32件増え、累計で1,874件(負債1,000万円以上)に達したと発表。デルタ型の感染拡大で医療体制が逼迫する中、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域が増えた。飲食業や小売業は、昨年に続き今年の夏も、書き入れ時の収益機会を失う。感染再拡大は世界で拡がり、部品供給の停滞でサプライチェーンに支障が出るなど、景気回復の見通しは立ち