昨年来のコロナ禍で生活費等に行き詰まり、多重債務に陥る人が増えているという。中には、暴利をむさぼる違法な闇金を利用してしまったり、持続化給付金詐欺の片棒を担いでしまったりする人もいるようだ。これまで2度の債務整理を経て、述べ30年以上の借金生活と決別した三浦康介さん(仮名、59歳)は、「これまで借りる、返すがすべての虚しい人生でした。私の愚かな経験が少しでも反面教師になれば」と取材を受けた思いを訴える