新型コロナウイルスによるダメージが大きな業種の1つに「百貨店」があり、三越伊勢丹ホールディングス(HD)も窮地に陥っている。今期は、最終的に450億円の赤字を計上する見通しだ。不動産事業の売却などで赤字額の縮小に努めるが、黒字化には至らない。三越伊勢丹の今後が気に掛かる。■三越伊勢丹HDが2021年3月期第2四半期の連結業績を発表三越伊勢丹ホールディングスは2020年11月11日、2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年