海運大手、商船三井の株価が、年初来高値を更新した。もともと海運業界は「コロナ禍でも業績好調銘柄」の一群として人気があったが、米国のバイデン次期大統領による追加経済対策の進展期待から、足元で「景気敏感株」として物色されているようだ。高値警戒感はあるものの、業績自体は安定しているだけにさらに上値を追う可能性もある。2020年12月3日には前日終値比6.7%(188円)高の3010円まで上昇、コロナショック前につけた1月