太平洋戦争中、アメリカ軍は昼夜問わず襲来する日本軍機の攻撃に悩まされます。解決策として同海軍は、レーダー装備の艦上夜間戦闘機を運用する専任空母を決めたものの、それが逆に乗組員の負担を増やす結果になってしまったようです。レーダーの実用化で夜間も戦うことが当たり前に航空母艦、いわゆる空母が実戦で本格的に運用されるようになったのは、第2次世界大戦からです。同大戦が始まった1939(昭和14)年当時、まだ夜間