新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに急速に定着したフードデリバリー。米国発祥のウーバーイーツと並んで国内で2大勢力を構成する出前館(東証ジャスダック上場)の株価が2020年10月16日、ストップ高水準となる前日比700円高の3725円で取引を終える局面があった。実に23%もの急騰を招いた要因は、前日の取引終了後に出前館が発表した強気な中期経営計画だった。中期経営計画は藤井英雄社長がオンライン記者会見で発表した。20