またか、との印象を抱いた人は多いだろう。ヴィッセル神戸のトルステン・フィンク監督が、9月21日付けで退任した。クラブを通じたコメントには、「家族の元に戻るという決断をした」とある。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、長期間にわたって家族と会えていなかったという。誰にも予想できなかったウイルスの出現が退任の引き金になったのは、彼にとっても神戸にとっても不運である。それにしても、あまりに唐突ではな