初代iPadは日本で2010年5月28日に発売となり、それ以降、タブレット端末市場は本格的に立ち上がった。内閣府の消費動向調査によると、タブレット端末の普及率は20年3月の調査で41.4%に達している。変貌を遂げたこの10年を振り返っていく。タブレット端末市場は、「iPad」が発売になったことで本格的に立ち上がったといっていい。当時はスレートPCとも呼ばれ、屋内での利用を想定した製品であった。市場がどう推移したかを示す