テキサスの油田(写真:新華社/アフロ)ニューヨーク市場で、原油価格が史上初めてマイナスをつけ、話題となった。原油は、西テキサスで産出されるWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の価格が世界的な指標となっているのだが、期限の迫った5月物のWTIが、1バレル(約159リットル)あたりマイナス37.63ドルをつけた。300%ほどの下落で、簡単に言えば、「原油を買えばお金がもらえる」状態だ。3月、産油国同士