人が深い恨みを残して亡くなれば、怨霊と呼ばれるようになった例はいくつかあります。中でも日本三大怨霊の「菅原道真・平将門・崇徳院」は有名ですが、それ以前に日本史で初めて怨霊となった悲劇の皇族がいました。その名を「長屋王(ながやおう 又は ながやのおおきみ)」といい、飛鳥時代から奈良時代に存在した皇族になります。皇族として権力を誇っていた長屋王長屋王は第40代天皇・天武天皇の孫にあたる人物です。妻の1人で