製造業でデジタル変革(DX)に向けて社員の学び直し(リカレント教育)を推進する動きが活発だ。日立製作所は2020年度から中堅以上のシニア向けデジタル技術研修を始める。キヤノンは22年までに工場の自動化で生じた余剰人員の職種転換により、ソフトウエア技術者を大量育成する。住友化学もデータサイエンティストなどの人材確保に注力する。国内はデジタル人材の絶対数が不足しており、既存リソースの活用が有効な手段