物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ0.9%減となったことが、厚生労働省が発表した7月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。7月の一人当たりの平均現金給与総額は37万7334円で、前年同月比が0.3%減となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.6%増の26万6838円で、所定内給与は0.6%増の24万7179円、所定外給与は0.6%増の1万9659円。特別に支払われた給与は、2.2%減の11万496