オリンパスは11日、同社製の十二指腸内視鏡で検査・治療を受けた患者が感染症を患ったことについて、米国食品医薬品局(FDA)への報告を怠ったことを認め、米司法省と司法取引契約を結んだと発表した。罰金など計8500万ドル(約96億5400万円)を支払うことで合意。同社はすでに2018年4―9月期の連結決算で約97億円の引当金を計上し、19年3月期通期の連結業績予想の修正はないとしている。同社製の