2012年7月に埼玉県坂戸市で男性(当時33)の遺体が見つかった事件で、傷害致死罪で有罪判決を受けた櫛田和紀受刑者(40)が9月3日、東京高裁に再審請求を申し立てた。同日、主任弁護人の長沼正敏弁護士や元東京都観察医務院長で法医学者の上野正彦氏らが会見。高裁での事実認定について、遺体が受傷した経緯や死亡推定時刻について、疑義がある点を指摘した。●一審、二審ともに「単独犯行」認定この事件では、2012年7月22日、埼玉