立命館大学白川静記念東洋文字文化研究所(以下、白川研)は、漢字を現代の書体(楷書)から古い書体(甲骨文・金文・篆文)(以下、古代文字)に変換し、自由に使用できる「白川フォント」の検索システムを開発した。同検索システムは、故・白川静名誉教授(以下、白川静博士)の没後10年記念事業のひとつとして行われたもの。12月12日の「漢字の日」を前に、そのVer.1がインターネット上で無料公開され、常用・人名用漢字の古代文字約4400