野中広務元官房長官(79)は15日、自民党本部で講演し、中韓両国との関係悪化にからみ「先方の神経を逆なでするようなことが度重なって行われている」と苦言を呈した。自らの戦争体験を語りながら「靖国問題について、昭和史だけでももっとみんなで読んで欲しい、そしてもう一度検証して欲しい」と述べた。また、野中氏は、1990年の「金丸訪朝団」への参加以来取り組んできた日朝国交正常化交渉や、北朝鮮のテポドンミサイル発射