ホントに流行ったのか分からない流行語 「絶景」「雨傘革命」等
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1位 絶景 23.4%
1位 雨傘革命 23.4%
3位 壊憲記念日 23.2%
4位 女装子 21.6%
5位 ゆづ 21.1%■絶景
・「今年が特別に絶景ブームだったとは思わない」(25歳男性/食品・飲料)
・「流行る流行らない以前に普通に使う言葉だと思う」(23歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「これだけまったくわからない。どこから湧いてきたんだ?」(27歳男性/マスコミ・広告)■雨傘革命
・「意味すらわからない」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「聞いたことがなく、その意味がわからないので」(30歳女性/小売店/秘書・アシスタント職)
・「あまり印象に残らないから」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■壊憲記念日
・「選考委員の思想信条によって選出された感のあるものは納得できないし、壊憲記念日なんて初めて聞きました」(35歳男性/情報・IT/技術職)
・「縁起悪すぎる」(27歳女性/生保・損保/営業職)
・「一部の人の間でしか流行っていない」(30歳女性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)■女装子
・「前からあったし」(31歳女性/不動産/事務系専門職)
・「文字だけ見てもなんのことだかわからない」(24歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「誰が使ってんだ……」(26歳女性/医療・福祉/専門職)■ゆづ
・「はやってはないと思う」(22歳女性/マスコミ・広告/営業職)
・「一部のファンが言ってるだけ」(25歳男性/農林・水産/技術職)
・「ほんとに初耳」(43歳女性/医療・福祉/専門職)■番外編:はやらせようとしているだけ!?
・マウンティング(女子)「女子系はマーケティング目的で無理やり流行らそうとしてるようにしか思えない」(32歳男性/機械・精密機器/技術職)
・カープ女子「セレ女のほうが流行った」(35歳女性/建設・土木/技術職)
・塩対応「最近になってこの言葉を知ったので」(32歳女性/人材派遣・人材紹介)●総評
1位は「絶景」でした。国内や海外の絶景スポットを、人気お笑い芸人やディレクターが訪れたりするだけのシンプルなコンテンツが流行っているようです。以前からある言葉なので、流行語と言われると違和感がありましょうか。同率1位の「雨傘革命」は、香港の10万人規模の普通選挙要求デモ行進のこと。中国政府が香港行政長官選挙の候補に民主派を認めなかったことがその理由だそう。海外のニュースサイトをチェックしている人は多いと思いますが、流行語と言われると……。
3位には「壊憲記念日」がランクイン。大賞に選ばれた集団的自衛権の行使容認の閣議決定を非難した言葉です。そもそも思想信条に関わることでは? といった疑問にも頷けます。
番外編では、「○○女子」全般に対する風当たりが強かった印象でした。実際に巷ではやっている言葉ばかりが流行語大賞の候補になるわけではないようですね。世相を反映させようといっても、とくに政治的な新語などにはとりわけ違和感を覚えた人が目立ちました。
(文・OFFICE-SANGA 澤井輝一)
調査期間:2014年12月8日〜2014年12月16日
調査対象:マイナビウーマン読者
調査数:男性145名、女性295名
調査方法:インターネットログイン式アンケート-
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