「すき家」店舗の労働環境改善に向けた改革についての進捗状況レポートがリリースされ、その中で株式会社ゼンショーが社名を「株式会社すき家本部」に変更することが発表され、その理由についても触れられています。
「すき家」職場環境改善に向けた取り組み | ゼンショー ZENSHO
http://www.zensho.co.jp/jp/improve/【PDFファイル】「すき家」の労働環境改善に向けた改革の進捗について
http://www.zensho.co.jp/jp/news/company/docs/20140930skrelease.pdf
![](http://i.gzn.jp/img/2014/09/30/sukiya-change/snap3346_m.png)
リリースによると、ゼンショーは「すき家」事業の他に、焼肉事業・うどん事業・ラーメン事業・カフェ事業などを運営しているものの、10月1日付で「すき家」以外の事業を株式会社ゼンショーホールディングスの100%子会社の株式会社エイ・ダイニングへ会社分割による承継を行い、これに伴って株式会社ゼンショーの社名を「株式会社すき家本部」に変更し、名実ともに「すき家」事業に特化するとのことです。
ほかにも、深夜(0時〜5時)の「複数勤務体制の確立」について、防犯の観点からも労務管理上の観点からも喫緊の課題であるとして、9月末までに実行することを表明していましたが、以下のように新複数勤務態勢を確立したとしています。
◆深夜の複数勤務体制の確立
10月1日時点で全国1981店舗の「すき家」のうち589店舗において深夜の複数勤務体制を確立。10月1日以降、この589店舗では24時間営業とし、このほか87店舗では曜日によって24時間営業。複数勤務体制の確立できない店舗では深夜営業を一時休止することに。
![](http://i.gzn.jp/img/2014/09/30/sukiya-change/snap3345_m.png)
また、深夜に営業を一時休止する店舗については、機械警備会社の防犯システムを順次導入し、無人店舗の防犯体制を強化するとしていますが、結果的に全体の60%にあたる1167店が深夜営業を停止する、という事態に陥っています。