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田中さんの自宅である取材先に向かうと、テーブルの上にはコンビニで売られているパウチのさばの味噌煮や銀鮭の塩焼がひと通り用意されています。「どれでもできますが、さばの味噌煮は下味もついているので、本当に簡単ですね。揚げたてのカツに残ったソースをかけると最高ですよ!」と田中さん。
フライという調理方法自体にハードルの高さを感じる男性も大丈夫!「すでに加熱されているので、鍋に油を入れたら、火をつける前にさばも入れてしまって大丈夫です。周りがきつね色になれば完成。簡単でしょ?ごはんの上にのせて味噌カツ丼にしても旨いですよ」
サクサクとしたカツの食感と脂が多く柔らかいさばは、文句なしに相性抜群。うま味を閉じ込めた熱々のカツの上に、味噌煮のソースをかけると白いごはんがすすむ絶品おかずにも、ひと手間かけたおつまみにもなりそうです。
材料・分量<1人分>さば味噌煮(コンビニなどで販売されているもの) 1切れ(約80g)卵 1個小麦粉 大さじ1パン粉 40gサラダ油 お手持ちの鍋で1cm程度の深さ分キャベツ、トマト、パセリ 適宜作り方1. 袋にタレは残し、サバだけを取り出す。2. 小麦粉をサバにまんべんなく振りかける。3. 白身と黄身がよく絡むように混ぜた卵に浸し、パン粉をしっかりとつける。4. 鍋に油とサバを入れ、強火で温める。5. 片面に色がついたら裏返し、両面を揚げる。6. 皿に盛り付け、袋のタレを2/3から半分程度かける。*お好みでキャベツ、トマト、パセリなどを付け合せる。
東京都出身。15歳の時にフランス料理界に入り、23歳でフランスへ。南フランスにある「レ・サントン」のシェフを務めミシュランの1つ星に格上げする。帰国後、代官山の「ロジェ・ベルジェ」の総料理長を務め、1993年に、フランス料理店「レ・クリスタリーヌ」の開店をかわきりに、「コンコンブル」、「クレッソニエール」と展開を成功させる。著書は『』(ぴあ)、『』(旭屋出版)など多数。