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そんな現実を踏まえ、クックパッドは「おふくろの味」を断固応援したい!!というわけで、170万を超えるレシピから「おふくろの味」「お母さんの味」で検索し、その中から「メニューBEST10」を集計しました。
※集計の際、登録されているメニュー名がまったく同じではなくても、レシピの内容から同等のメニューと思われるものは、同じメニューとしてカウントしています。
煮びたし・揚げびたしといった調理法の違いもあれば、具がなすだけのシンプル系から、他の具材と炊き合わせるものも。クタクタジュワ〜が染みる味ですよね。
こちらも里芋だけのものから、そぼろと煮たり、野菜と煮たりするパターンなどいろいろ。実は11位に「筑前煮」が入っているのですが、どちらに分けるべきか悩ましいメニューもありました。
醤油でこっくり甘辛く煮る関東風、ダシでほんのり甘く仕上げる関西風など、味つけに違いはありつつも、ホクホクのおいしさは全国共通のよう。
油揚げやがんもどきの煮物も、このメニューとしてカウントしました。和食を代表する“豆腐系”、ここにあり!
王道の具はやはり、ごぼう&にんじんですね!でも味付けは、醤油、塩、ピリ辛、甘辛など“お母さんの工夫”が多彩な印象です。
栄養価に優れた常備菜の定番。子どものころも嫌いではなかったけれど、大人になるにつれ、しみじみ旨いなあ〜と思うメニューのひとつでは?お母さんもそんな風に思いながら作っていたかも知れませんよね。
「お母さんのような味にならないなあ、、、」と作るたびに思うメニューが、魚の煮つけだったりしませんか?魚料理が上手になるには“年季がいる”のかも!?
乾物のキングがここに登場!このメニューも味の付け方や、一緒に炊き合わせる具材はいろいろバリエーションが豊富でした。
竹の子ごはん、豆ごはん、栗ごはんといった“季節もの”が多く見られました。栄養のある旬のものを食べさせようという、母心が伺えますよね。
やっぱりこれか!と思った方も多いでしょう!「男性のハートをつかむメニュー」とか「彼に作ってあげたいメニュー」とか言われる所以は、男女ともにお母さんの愛情レシピとして、しっかり舌に刻まれているからなんですね、きっと。
お母さんの手作り料理を思い出すと、自然に感謝の気持ちが湧いてきます。たとえば10年後に調べる『おふくろの味』のメニューが、ハンバーグやカレーやパスタに変わってもいいのです。自分を育ててくれた母の味が思い出せる国であり続けたいものですね。(TEXT:大河原裕美)