GoogleはLenovoにモトローラを売却した後も、Advanced Technology and Projects(ATAP)と呼ばれる開発チームを保持しており、ATAPがAraの開発を継続しています。なお、Google ATAPは、リアルタイム3Dモデリング機能を開発する「Tango」プロジェクトを進めることでも注目を集めている研究チームです。
自分好みにカスタマイズできるAraスマートフォンは、機能を厳選することでより低価格なスマートフォンを作り出すことも可能。Googleは、Araについて「Designed exclusively for 6 billion people(60億人のために専用に設計されたもの)」と表現しているとおり、新興国や途上国などまだまだ開拓の余地のある巨大市場にAraを投入することを狙っています。そして、Araの最低価格はなんとわずか50ドル(約5000円)を想定しているとのこと。