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週プレNEWS
「C組での相手を考えれば、闘莉王(名古屋)や中澤佑二(横浜FM)のような、ヘディングが強く、確実に敵のFWを止められるセンターバックをひとりは加えておきたいところ。ただ、ザッケローニは今のDF陣で十分だと考えているらしく、そうした選手がピックアップされることはないでしょうね」(後藤氏)
となると、GKの補強か?
「正GKの川島永嗣は、あまりにポカが多い。総合的な安定感では、今でも楢崎正剛(名古屋)が日本一だと評価するメディア関係者は少なくありません。ただ楢崎は、代表からの引退宣言をしていますから……」(A氏)
だんだんベテラン勢の名前が多くなってきたが、“おっさん”といえば、忘れてはならない大物がいる。
「11月の欧州遠征では、後半から攻撃的MFの遠藤保仁を投入して、アタックのスイッチを入れる作戦がうまくはまりました。こうした中盤のオプションをさらに充実させるとなると、今や国内組、海外組含めて日本最高のMFである中村俊輔(横浜FM)を、ぜひとも代表復帰させたいところです。連戦のW杯では、相手を見ながら守備的MFとの組み合わせを変えることもできるし、あるいは45分ずつ俊輔と遠藤を使えるとしたら、これはもう最高の贅沢ですよ」(後藤氏)
「中村憲剛と大久保嘉人(ともに川崎F)のホットラインをふたりセットで呼ぶのも、検討すべき案ではないでしょうか。かつて代表の常連だった憲剛は、ザックのサッカーを熟知している。そして今季J1得点王の大久保は、前回W杯の経験もある上、C大阪時代の先輩として香川真司、清武弘嗣、柿谷曜一朗にはっきりモノが言えるお目付け役としても、貴重な存在なんです」(B氏)
ザックさーん、とりあえず候補合宿だけでもいいから、こうした選手たちにチャンスを与えてみてくれませんか!
(写真/益田佑一)