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週プレNEWS
だが、今回は腹をくくって原点に立ち返った。すると、確かな手応えを得られたというわけだ。
とはいうものの、オランダ戦、ベルギー戦での日本は、相変わらずの課題が改善されていないことも露呈してしまった。
「イージーなミスであっさり失点してしまう癖は一向に直らない。そして、ゲームの状況を見極めながら『ここはリスクを冒しても攻めにいく』『ここは無理をせず安全第一にプレーし、しっかり守りきるところ』という、プレーの切り替えがはっきりできないのも頭の痛いところです。
ボールキープして耐えしのぐべき時間帯で不用意なパスを出し、みすみす敵にボールを渡してピンチを招く場面が多すぎる。ベルギー戦では、プレーを切り替えようという意識が多少見えたのが、せめてもの救いでしたが……」(後藤氏)
ベルギー戦後のインタビューで、ザッケローニ監督はこう答えた。
「この遠征であらためて課題も見えた。(10月の)ベラルーシ戦やセルビア戦のようなサッカーに再び陥らないよう、自分たちのプレーをやっていかねばならない」
ホント、もう、おっしゃるとおり。これからは今回の2連戦レベルのパフォーマンスを見せ続けてくれ、ザックジャパン!
(写真/益田佑一)