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最近は特にパソコンの使用が目立ちますが、できれば二行から三行くらいでも手書きの文章を添えると良いでしょう。日頃の感謝の言葉、相手の健康・健闘・幸福を祈る言葉、今後とも変わらぬ付き合いを願う言葉などを自由に綴ってみてください。その人に相応しい手書きの言葉は、短文でも大きな意味を持ちます。
そして、正月に届くように12月25日までには投函してください。ちなみに、年賀状は松の内までで、それを過ぎたら立春までは「寒中見舞い」、立春を過ぎたら「余寒見舞い」となります。また、私製葉書の場合は切手の下に「年賀」の朱書きを入れ、宛先住所は都道府県から書くようにしましょう。
ネット全盛時代に不合理とも思われる年賀状ですが、手間暇をかけて、あれやこれやと悩みつつ、相手のことを思いながら差し出すことに、年賀状の意義があると考えます。元旦に決められたように年賀状が届くには、郵便局の苦労もさることながら、豊かで平和で、相手を思いやる心があることが前提条件です。「差し出す方」も「受け取る方」も感謝の心を大切にしたいものです。
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