心地よさを追求「とけこむブラ」

同社は2011年2月に、日本人女性のからだと下着に関する意識や実態を明らかにするため、全国の25歳から54歳までの女性約1万人を対象に意識調査を実施した。その結果、ブラジャーを購入する際のポイントとして、「つけ心地が良い（きつすぎない・痛くない）」ものを選ぶという人が約4人に1人いることがわかったという。

一方、ブラジャーに不具合を感じている人は8割以上にも及び、「ワイヤーの部分に違和感が残る」（22％）、「ワイヤーが肌に食い込む・跡がつく」（19.5％）、「脇や背中に食い込みや段差ができる」（15.8％）、「しめつけられて苦しい」（15.3％）といった不快感をあげる人が多くいた（複数回答）。これらの結果から、多くの女性がつけ心地の良いブラジャーを求めて購入しているにもかかわらず、しめつけなどの不満を抱えている実態が明らかとなった。

これらの実態をふまえ、特にしめつけを感じやすい下辺部分をからだに合わせて伸びるフルストレッチ設計にすることで、不快感を軽減する「私にとけこむブラ」を開発。また、カップの肌側に肌触りの良い素材を使用し、カップ上辺の裏打ちはストレッチで肌に気持ち良く密着するなど、まるで“つけていないような心地よさ”を追求した。さらに、バック部分は3段階のパワー切替えにすることで、段になりやすい脇から背中をすっきりスムージングすることができる。