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らばQ
メンチカツ、ナポリタン、ポテトサラダ、大盛りご飯…と、エナジーと男気が溢れる組み合わせ。ボリュームに関しては文句なしなものの、衣がやや厚く感じるのと、途中でちょっと飽きてくるので、できればカラシが付いてると嬉しいかも。
およそ298円とは思えない、しっかりと出汁の効いた味のしみた肉じゃが、あっさりした味ながら丁寧な味付けのきのこご飯は、まさにおふくろの味で外食ばかりの生活を送る人にとってオアシス的な存在。比較的カロリーが低めなのも嬉しいところ。
黒酢あんの酸味、ジューシーな肉団子はもちろん、レンコン、さつまいも、パプリカ、きのこ、たけのこ、にんじんと、およそ298円の弁当とは思えない野菜のバリエーションが凄い。肉大好き星人の私にはヒットしなかったものの、妻には好評でした。
[画像を見る]コンビニパスタの1.5倍量くらいなボリュームたっぷりなパスタ。半熟卵をわざわざ切ってトロリと出ている黄身があざとい程にウマそうな訳ですが、食べてみるとその下のカルボナーラソースがうまい!冷えててもなめらかに麺にからむソースの、ねっとりと濃厚な味わいが幸せでした。
[画像を見る]山盛りのパスタにちょびっと乗ったソースに、ああ、やっぱり298円ってこんなもんだよね…なんて思いきや、トマトソースの下に隠れた魚介ソースが濃厚でうまい!パスタ類は原価が安いからそれなりだろうと思っていましたが、その分ソースにかなりコストを割いているのかも?
[画像を見る]全体的に炭水化物が多めで、コストパフォーマンス的にも魅力に乏しい…というのが、正直な第一印象。ところが子供にとっては大好き尽くしだったようで、息子はこれが一番気に入ったようでした。
[画像を見る]こちらは和風なおかずで統一。煮物もおこわも言い出汁が効いていて、もう10歳を重ねたら好んで食べそう。あっさりした味わいながらもち米のおこわの腹持ちがよく、カロリーが低めなのも嬉しいですね。
[画像を見る]いままでの弁当の、いい感じのおかずをちょっとずついいとこ取りしたかのような弁当。ダントツでカロリーが低いながら、色々な味を楽しめることで量的な物足りなさを上手く穴埋めしてくれるのか、妻にはこれが一番だったようです。
298円という価格ながら、ボリュームたっぷりからあっさりした和食まで、この価格でこれだけのバリエーションが用意されているのは正直驚きでした。
しかし以前あった唐揚げ弁当や焼肉弁当といった、定番のボリュームたっぷりな弁当が一部姿を消していたこと、またカツ丼や親子丼、天丼などの丼物のバリエーションが298円のラインナップにないのは残念なところ。
ただ出始めの頃に試した時は「ああ、やっぱり298円じゃこのくらいが限界だよね」と正直期待したほどではなかったのですが、今回食べてみた限りでは当時に比べると味付けはかなり進化していて、ほとんどの弁当で価格以上の満足感が得られました。
さらに欲を言うなら、24時間営業に合わせて深夜も売ってくれたら最高なのですが、さすがにそれは難しいのかもしれませんね。
ちなみにイギリスに住むライターのらばに見せたところ、「日本の弁当はなんてレベルが高いんだ…」としきりに感動していました。